Staff・健康ブログ

2015年1月 9日 金曜日

無意識の咬みしめについて

はじめまして♪歯科衛生士のマキです!(^^)!
新年のご挨拶が遅れましたが、明けましておめでとうございます(*^-^*)
昨年の暮れからインフルエンザが流行ってきましたね(>_<)
皆様、手洗いうがいなどしてかからないように気を付けてください(:_;)

今日は歯の喪失や歯並びの崩壊につながる無意識の咬みしめについてお話したいと思います。
ストレスや習慣によって起きる無意識の咬みしめは、過度になると歯や身体に悪影響を及ぼすことがあるそうです。これまで睡眠中に歯ぎしりをしている人は歯のすり減りが早いと言われてきましたが、睡眠中よりも日中の無意識の咬みしめの方が歯の喪失に深く関与していることがわかりました。昼夜を通じて咬筋(咬みしめる筋肉)の働きを解析した結果、睡眠中よりも日中の無意識の咬みしめが、多く認められました。その中でも1~2Hzの周期的収縮(中程度の力で「グッグッグッ」と周期的に力を入れているもの)が、歯の喪失や歯並びの崩壊に深く関連づけられました。歯を失う原因はむし歯や歯周病がほとんどですが、無意識の咬みしめも歯の喪失に関与していることを認識してなるべく咬みしめないように気を付けて頂けたら良いと思います(>_<)





むし歯、歯周病、インプラント、入れ歯のかみ合わせ、白い歯、ホワイトニング等の治療は、
三重県松阪市よいほの歯科診療所まで

投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2014年12月27日 土曜日

脂質代謝異常と歯周病菌のつながり

こんにちは(*^▽^*)歯科衛生士のゆりです♪
今年も残すところ4日になりましたね(>_<)
年末に向けて大掃除の時期がやってまいりました(:_;)
綺麗な院内で新年を迎えるためにも大掃除がんばります☆彡

今日は動脈硬化に関わる脂質代謝異常と歯周病菌との関連についてお話ししたいと思います。
平均年齢60歳の男女各45人の臨床研究を行ったところ、血液検査で歯周病の原因細菌の一つであるポリフィロモナス・ジンジバリス菌の感染度を調査し、同時に超音波検査と血液中の因子の検査で動脈硬化の状態を調べた結果、ポリフィロモナス・ジンジバリス菌に対する免疫グロブリンGが高い患者は、悪玉コレステロールである低比重リポタンパクが高いことが判明しました。低比重リポタンパクは、高脂血症を含めた脂質代謝異常症に関わるもので、動脈硬化が起きる際に血液中の量が増加します。今回の人を対象とした研究結果は歯周病細菌の感染によって脂質代謝異常のリスクがあるということがわかりました。これまでの実験では、マウスに歯周病細菌を感染させることで脂質代謝異常症が起こり、悪玉コレステロールの値が高くなることが報告されていましたが、この検査方法を用いることで、歯周病との関連、疾患の原因研究につながると期待されているそうです!





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投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2014年12月17日 水曜日

「パミス」とは?

こんにちは、歯科衛生士のいざわなです(^^)
今日は「12月最強の寒波」という天気予報通り、とってもとっても寒いですね(>△<;;;;)
少し雪も降っているので、皆さんも暖かくしてお過ごし下さいね(^U^*)

今日はタイトルにあります「パミス」というものについてのお話です。
パミスというのは、ワインの製造過程で出るブドウの搾りかすのことです。ぶどうの果皮や種、果梗などの混合物から構成されており、様々な有効成分が含まれています。主成分であるオレアノール酸はむし歯や歯周病予防や口腔ケアに効果があるとされ、アントシアニンなどのポリフェノール類も含んでいるので抗酸化作用もあるといわれています。
むし歯菌の増殖の抑制効果もあるそうで、最近ではパミスを配合したグミのお菓子なども発売されてきているようなのです(^^)
むし歯予防のお菓子は歯科医院専売となっていることが多い現状ですが、いつかはスーパーやコンビニでも発売され、気軽に手に取ってもらえる環境になれば嬉しいな...と感じる今日この頃です(*^^*)





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投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2014年12月 8日 月曜日

ゆっくり噛んで食べる

こんにちは(*^-^*)歯科衛生士のゆりです♪
お久しぶりの更新になりました(>_<)年末にかけて忙しくなってくる時期ですね(*^▽^*)インフルエンザなど流行ってきていますので、皆さん気を付けてくださいね(>_<)

今日はゆっくり噛んで食べる人より急いで食べる人の方が過食につながることがいままでの研究で報告がありましたが、一定量の食事を摂取した場合でも、食べる速さが体型に影響があるのかについては明らかにされていなかったそうです。調査したところ食後90分のエネルギー消費量は、急いで食べた場合は体重1㎏あたり平均7キロカロリーだったのに対し、ゆっくり食べた場合は180キロカロリーと有意に高い値となったそうです。
この研究結果により、ゆっくり食べることが食後のエネルギー消費量の増加につながることが科学的に確かめられたのです。
減量手段としてもゆっくりよく噛んで食べる習慣は大切ですね(*^-^*)



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2014年11月17日 月曜日

歯と認知症の関係とは?

こんにちは、歯科衛生士のいざわなです(^^)
ここ最近、めっきり寒くなってきましたね。先日、院内でも待合室にヒーターを出しまして、徐々に冬の準備をしております(^▽^)

今日は歯と認知症の関係をお話ししたいと思います。
厚生労働科学研究班が65歳以上の健常者4425名を対象に、アンケート及び追跡調査を実施し、要介護認定を伴う認知症度Ⅱ以上が発症するまでの日数や歯数、咀嚼能力、かかりつけ歯科医院の有無などとの関係を調べ、分析を行ったそうです。
その結果、年齢、治療疾患の有無や生活習慣などにかかわらず、歯がない人は認知症発症リスクが高くなることが示され、特に歯がほとんどないにもかかわらず義歯を使用していない人は、歯が20本以上残っている人の1.9倍も認知症発症リスクが高いそうです。しかし、歯がほとんどない場合でも、義歯を使用することで、認知症の発症リスクを4割も抑制できる可能性があるとのことです。また、歯の数が少ない高齢者ほど、記憶をつかさどる脳の海馬や、思考能力を担っている前頭葉が縮んでいるという報告もあるそうです。

噛めなくなることにより、栄養が偏ったり咀嚼機能の低下が起き、それらが脳の認知機能の低下を招いているのではないか、と考えられています。また、かかりつけ医院を持っている人に比べ、持っていない人の認知症発症リスクは1.4倍にのぼるそうで、歯の状態が脳の働きを含め身体全体の健康に大きく影響を及ぼしているのです。

かかりつけ医院にて定期的な健康診断を受け、いつまでも元気に過ごしていきたいですね(○^^○)





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