Staff・健康ブログ

2014年11月17日 月曜日

歯と認知症の関係とは?

こんにちは、歯科衛生士のいざわなです(^^)
ここ最近、めっきり寒くなってきましたね。先日、院内でも待合室にヒーターを出しまして、徐々に冬の準備をしております(^▽^)

今日は歯と認知症の関係をお話ししたいと思います。
厚生労働科学研究班が65歳以上の健常者4425名を対象に、アンケート及び追跡調査を実施し、要介護認定を伴う認知症度Ⅱ以上が発症するまでの日数や歯数、咀嚼能力、かかりつけ歯科医院の有無などとの関係を調べ、分析を行ったそうです。
その結果、年齢、治療疾患の有無や生活習慣などにかかわらず、歯がない人は認知症発症リスクが高くなることが示され、特に歯がほとんどないにもかかわらず義歯を使用していない人は、歯が20本以上残っている人の1.9倍も認知症発症リスクが高いそうです。しかし、歯がほとんどない場合でも、義歯を使用することで、認知症の発症リスクを4割も抑制できる可能性があるとのことです。また、歯の数が少ない高齢者ほど、記憶をつかさどる脳の海馬や、思考能力を担っている前頭葉が縮んでいるという報告もあるそうです。

噛めなくなることにより、栄養が偏ったり咀嚼機能の低下が起き、それらが脳の認知機能の低下を招いているのではないか、と考えられています。また、かかりつけ医院を持っている人に比べ、持っていない人の認知症発症リスクは1.4倍にのぼるそうで、歯の状態が脳の働きを含め身体全体の健康に大きく影響を及ぼしているのです。

かかりつけ医院にて定期的な健康診断を受け、いつまでも元気に過ごしていきたいですね(○^^○)





むし歯、歯周病、インプラント、入れ歯のかみ合わせ、白い歯、ホワイトニング等の治療は、
三重県松阪市よいほの歯科診療所まで

投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

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