Staff・健康ブログ

2023年10月 3日 火曜日

知覚過敏について

こんにちは歯科衛生士のエミです。朝晩はだいぶ気温も下がってやっと秋らしくなってきましたね。そろそろお水も冷たくなってくる季節なので今日は知覚過敏についてお話します。
歯の神経(歯髄)からは象牙質に向かって微細な管(象牙細管)が無数に伸びていて、その管を通って栄養が象牙質に送られています。歯周病などで歯ぐきが下がり歯の表面がすり減ると、象牙細管が露出します。露出した象牙細管は外部から受ける刺激の通り道となります。異物や細菌が入ってこないように歯髄から外側へつねに歯髄液がしみ出しています。この時冷たい、あるいは熱いという温熱刺激や歯ブラシなどの物理的刺激が加わると象牙細管の歯髄液の流れに変化が生じます。これが歯髄に伝わることで痛みとして知覚されて知覚過敏となります。
知覚過敏に対しては食生活の改善や適切な歯磨きが大切ですが歯磨き剤選びにも着目するとよいでしょう。歯磨き剤に配合されている有効成分は2つあげられます。1つはフッ素(フッ化物)でもう一つは硝酸カリウムです。フッ素は歯の再石灰化を促進することで露出した象牙細管(刺激の通り道)の封鎖が期待できます。一方、硝酸カリウムは刺激に対する神経の反応を抑える成分です。これは歯科医院での知覚過敏治療薬の塗布剤としても使用されています。ただしこれらを用いても知覚過敏の症状が引かない場合には歯科医院の受診をおすすめします。



むし歯,歯周病,入れ歯のかみ合わせ,白い歯,ホワイトニングなどの治療は「よいほの歯科診療所まで」

投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2023年8月29日 火曜日

禁煙の日は毎月何日?

こんにちは(*^-^*)歯科衛生士のエリです。もうすぐ9月なのにまだまだ暑いですね。
さて、皆さんは毎月禁煙の日があることを知っていますか?毎月22日は禁煙の日です。
「2」を1羽の白鳥(スワン)とみなして、「吸わん吸わん」で禁煙という語呂合わせです。平成22年2月22日に、禁煙推進学術ネットワークにより日本記念日協会に登録されました。
ニコチンの依存性は根深いため、「どうしてもやめられない」という人は多いでしょう。しかし、禁煙が成功したなら、口腔疾患のリスクは大幅に減り、全身の健康リスクも低下します。
このようなことから、不特定多数の人の受動喫煙のリスクもなくなるので、禁煙が増えると良いですね。




投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2023年7月24日 月曜日

口臭の3大原因物質!




こんにちは歯科衛生士のマキです。毎日暑い日が続いていますが、体調には気を付けて乗り切りましょう!
お口の不快な臭いのもとが何かご存知ですか?原因の8割はお口の中にあります。口臭の大部分はお口の中の気体に由来します。その主要な原因物質は「揮発性硫黄化合物」である硫化水素、メチルメルカプタン,ジメチルサルファイドが約90%を占めています。歯周病は、強烈な口臭のもとになっていますが自分ではなかなか気が付きません。

・硫化水素→おもに磨き残したプラーク
・メチルメルカプタン→歯周病菌の代表であるpg菌により発生
・ジメチルサルファイド→体の病気,持病のお薬の影響で発生

口臭を効果的に治療・予防をきちんとするならやはり歯科受診とセルフケアをおすすめします。






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投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2023年6月28日 水曜日

治療した歯を長もちさせるには

こんにちは歯科衛生士のエミです。今日は治療した歯を長もちさせるために気をつけたいことをお話したいと思います。
神経を失った歯は、神経のある歯に比べて将来的に失われるリスクが高いです。
長くもたせるためには

①定期的な歯科受診
②いっそうのセルフケア
③硬いものを無理して噛まない


この3つのことに気をつけていただきたいです。




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2023年5月30日 火曜日

フッ素配合歯磨剤の効果を高める使い方

こんにちは(*^-^*)歯科衛生士のエリです。(*^-^*)いよいよ梅雨入りしましたね。今日はフッ素配合歯磨剤についてお話したいとおもいます。
フッ素配合歯磨剤は、ただ使えばよいというわけではありません。3つの大原則をご紹介します。
❶歯磨き剤をむし歯になりやすいところに届けること。奥歯の溝、歯と歯の間、歯と歯茎の境目などの磨きにくいところに付けて磨く。
❷推奨濃度のフッ素配合歯磨剤を使用する。フッ素配合歯磨剤のむし歯予防効果は、フッ素の濃度によって違います。フッ素濃度が高い方が虫歯予防効果が高いです。
❸歯磨き剤は、適正な使用量を用いる。歯磨き剤は、歯磨き中に唾液によって少しずつ薄まっていきます。そのため使用量が少ないと、すぐにフッ素の濃度が低下して、効果が発揮できなくなってしまいます。フッ素の有効濃度を保つために、適正量を使用しましょう。




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