Staff・健康ブログ

2025年11月10日 月曜日

よくするための治療

こんにちは、歯科衛生士のマキです。11月に入りいっそう寒く感じるようになりましたね。小学校を中心にインフルエンザが流行っているそうです。手洗いうがい、マスク着用で予防していきましょう。さて、歯周病の治療には歯周動的治療(良くするための治療)とメインテナンス(悪くならないための治療)の2つがあります。歯周動的治療は、歯石やプラーク除去、歯磨き指導で良くするための治療をいいます。メインテナンスは、歯周動的治療で改善してリスクを下げた状態を維持し悪くならないための治療をいいます。歯周動的治療が終わり安心されると思いますがその後の定期的なメンテナンス(3~4ヵ月)のメインテナンスが予後を決める大切なものになります。



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投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2025年10月24日 金曜日

洗口液使い方

こんにちは、歯科助手のサヨです。
秋風が心地よい時節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は洗口液の使い方について3つのポイントをお話したいとおもいます。
歯周病予防に洗口液を使う際は、歯磨きとの併用が効果的になります。バイオフィルムを壊して、殺菌成分を届きやすくしましょう。ポイント1はバイオフィルムを歯ブラシで壊す!歯周病は細菌の塊であるバイオフィルムを原因とする細菌感染症です。バイオフィルムは歯の表面に細菌たちが集まってできる膜状の集合体で、およそ48時間後から形成されはじめます。この膜は細菌を外敵から守るバリアとなり、洗口液などの殺菌成分が届きづらくなります。洗口液を使う際は、このバイオフィルムを物理的に壊さなくてはなりません。歯ブラシでバイオフィルムを取り除いて、洗口液の成分が作用しやすい状況を作りましょう。ポイント2はバイオフィルムが厚くなる前に使おう!洗口液の殺菌成分には、バイオフィルムの形成を邪魔するタイプや、できはじめのバイオフィルム内に浸透して細菌を攻撃するタイプがあります。歯磨きから時間がたってバイオフィルムが厚くなる前に、洗口液を使いましょう。そしてポイント3は20~30秒しっかりすすごう!洗口液が効果を発揮するには、使用方法に記載されている時間だけ、すすがなくてはなりません。20~30秒という時間は意外に長く、感覚に頼ると短い秒数になりがちですので、最初のうちは時間を計りながら洗口液を使いましょう。








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2025年9月26日 金曜日

歯周病が口臭を発生させている

こんにちは(*^-^*)歯科衛生士のエリです。最近は涼しくなってきましたね。
今日は、口臭についてお話したいとおもいます。
口臭は細菌が作り出すガスです。歯周病で炎症に伴ってタンパク質を材料に細菌が増えます。
舌の表面に残っている細菌の塊(舌苔)も原因です。そのため、口臭が気になる時には歯ブラシで舌の清掃もおすすめです。
また、口の中が乾燥気味になると口臭が強くなりますので、水分補給やガムなどによる唾液の分泌促進なども改善につながります。
歯周病でなくても、内臓疾患に伴う口臭はよく知られていますが、実際口臭が無いのにもかかわらず気になる方は経過観察をします。





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2025年8月22日 金曜日

夏の水分補給

こんにちは、歯科衛生士のマキです。今年も暑い毎日ですね。水分補充で体調が良くなる場合もあるので脱水によりバランスを崩さないように気をつけてください。水分補給についてですが、喉が渇いたと感じた時に水やお茶、スポーツドリンクを摂取されると思います。でも、カフェインを含むお茶やコーヒーなどは利尿作用があるため脱水予防にはあまり適しません。麦茶や経口補給液、ルイボスティーやレモン水などノンカフェインのものそしてスープや味噌汁、果物やお豆腐など水分が多く含まれた食事メニューを取り入れても良いそうです。もう少しこの暑い時期を乗り切りましょう!




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2025年7月11日 金曜日

歯周病を治せば糖尿病も改善?!

こんにちは、歯科助手のサヨです。
まだまだしばらく暑さが続きますが、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

今日は歯周病を治せば糖尿病も改善する?と以外な相乗効果についてです。糖尿病が進むと、網膜や腎臓、神経などに障害が出ることを聞いたことがあるかたも多いでしょう。これらは糖尿病の合併症といわれるものです。では歯周病も糖尿病の合併症なのかというと、最近は併存疾患として捉えられるようになっています。発症、進行するプロセスに共通する要因が多いと、お互いが関係しあうのです。詳細は専門的になりますので割愛しますが、併存疾患同士は同じ方向を向いているので、良くなるときも悪くなるときも一緒という傾向があります。また糖尿病だと歯周病になりやすいし、歯周病だと糖尿病になりやすいという双方向性の傾向もあります。歯科から発信しているのは歯周病の治療をすると糖尿病が改善するという情報です。歯周病の治療で歯ぐきが良くなるだけでなく、糖尿病も改善するというのは一挙両得ですよね。しかも糖尿病だけでなく、高血圧や動脈硬化、肥満なども歯ぐきと一緒に改善する可能性があります。健康志向の一環としての歯周病治療はいかがでしょうか?






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