Staff・健康ブログ

2014年12月27日 土曜日

脂質代謝異常と歯周病菌のつながり

こんにちは(*^▽^*)歯科衛生士のゆりです♪
今年も残すところ4日になりましたね(>_<)
年末に向けて大掃除の時期がやってまいりました(:_;)
綺麗な院内で新年を迎えるためにも大掃除がんばります☆彡

今日は動脈硬化に関わる脂質代謝異常と歯周病菌との関連についてお話ししたいと思います。
平均年齢60歳の男女各45人の臨床研究を行ったところ、血液検査で歯周病の原因細菌の一つであるポリフィロモナス・ジンジバリス菌の感染度を調査し、同時に超音波検査と血液中の因子の検査で動脈硬化の状態を調べた結果、ポリフィロモナス・ジンジバリス菌に対する免疫グロブリンGが高い患者は、悪玉コレステロールである低比重リポタンパクが高いことが判明しました。低比重リポタンパクは、高脂血症を含めた脂質代謝異常症に関わるもので、動脈硬化が起きる際に血液中の量が増加します。今回の人を対象とした研究結果は歯周病細菌の感染によって脂質代謝異常のリスクがあるということがわかりました。これまでの実験では、マウスに歯周病細菌を感染させることで脂質代謝異常症が起こり、悪玉コレステロールの値が高くなることが報告されていましたが、この検査方法を用いることで、歯周病との関連、疾患の原因研究につながると期待されているそうです!





むし歯、歯周病、インプラント、入れ歯のかみ合わせ、白い歯、ホワイトニング等の治療は、
三重県松阪市よいほの歯科診療所まで




投稿者 よいほの歯科診療所

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